車に興味をもった。。中学生・高校生

中学のときはスーパーカーブームで「サーキットの狼」の影響でよく近所の外車屋に写真を取りに行ったものでした、ランボールギーニ・ミウラやベルニネッタボクサーの写真を撮っては喜んでいました。

兄がTOYOTAの整備士をしていたせいか、高校のときから実家のガレージには改造車がいっぱい来ていました。兄は友達の車の改造を家のガレージでほとんど毎日のように行なっていました。なぜかその頃の我が家は3台入るガレージがあって工具類もフル装備だったのです。ガレージではエンジンを下ろしたり、部屋の中でピストンを磨いたり、兄はいつも部品をいじくっていました。兄の友達も車キチガイでよく自分の車の自慢話を聞かされたものでした。
この頃は車に対しては、特に乗りたい車などはなく、高校を卒業したらとりあえず免許をとろうと思っていただけでした。

　1stCAR　大学生

大学に入り、東京に上京し免許をとり一番最初の車がCORONAワゴンでした。兄に安い車探してと頼んでおいて12万円で購入、色はピンクのラメ入り窓埋めしてあり赤のラインが入った超派手な車です。巨大なフェンダーミラーとタイヤのはみ出しで良く警察に止められました。ただ4速ミッションを兄が5速ミッションに乗せ変えてあり運転しやすい車ではありましたが。。この頃はサーフィンをしていたのでワゴンはとっても重宝しました。

　ラリーが好き

大学卒業後、三重県で働くようになり車もカローラワゴンに乗り換えました。この車もなぜか5速ミッションになってました。1年ほどのり、兄貴が車を買い換えるので兄貴のスターレット（KP61）をもらいましたが、見た目はノーマルですがエンジンルーム足回りはほとんどフルチューンしてありとても乗りにくい車でしたが結構面白かったです。交差点で何度もスピンしました。。。
この頃から車に興味を持ち始めました。特にラリーがスキでモンテカルロラリーのMINIやプジョー205ターボ・ルノー5ターボは憧れとして、よくMINIやプジョーの本を買うようになってました。その頃WRCはGroupBだったのでランチアはランチア037ラリーやデルタS4でした。

仕事をやめて大阪に帰ってきました。スターレットを少し乗ってましたが大阪の渋滞にはあまりにも乗りにくく、雨の日もタイヤが空回りばかりするので、そろそろちゃんとした？車を買おうと思い悩まず黒のローバーMINI1000を購入しました。

　MINI1000

MINI時代は車生活がとても楽しかった記憶があります。天井を白くペイントしたりキャブやエキマニ・マフラーなどいろんな改造をしました。クーラーがついてませんでしたので彼女には迷惑を掛けたものでした。。ご存知だと思いますがMINIは足回りにスプリングがなくラバーサスペンションなのでドライビングもそんなにスピードは出なかったけれどすごく楽しかったです。

　カート

MINIに乗っていろいろ改造しているうちに公道ではないところで走りたくなって来ました。友達の知り合いがカートに乗っていて一緒に連れて行ってもらいました。すぐにカートにのめり込み毎週水曜日はほとんど堺カートランドに行っていました。舶来フレームのTONYとHUTTLESSというカートを2台持っていました。ただ、日曜日が仕事の関係で休めず、レースに参加することはなかったですがモータースポーツの魅力が味わえたと思います。機会があればまたカートはやりたいです。

　プジョー205GTI

さて、MINIの2回目の車検がやってきました。。その頃、僕はプジョー関連の書籍を買いあさっていました。買い換えるのはもちろん念願のプジョー205GTIです。色はもちろんブラック。MINIの正規代理店のローバージャパンは幸いにプジョーを取り扱いしていましたのでMINIを40万で下取りしてもらい205GTIに乗り換えました。これから12年間、僕のプジョー生活が始まりました。
その頃は、1990年でしたので、WRCはランチアデルタがブリブリ勝っていた時代ですね。ランチアデルタインテグラーレは僕の中では憧れとしかなく、自分が乗ろうとは思っても見ない存在でした。僕の中ではポルシェやフェラーリと同じジャンルでしたね。ランチアデルタのプラモデルも買いました。たまに道路で見るたびに「すげーなー！」という感覚でした。

プジョー205GTIはとても運転しやすく快適な車でした。もっとじゃじゃ馬的な車だと思ってましたが運転しやすくパワーもあったので、ノーマルの状態で3年間乗ってました。故障もそんなになくミッショントラブルが1度だけありました。一生プジョーに乗り続けるぞ。。というくらいプジョーが好きになりました。今も自転車はプジョーです。

　プジョー405ブレーク

その頃、趣味でスポーツカイトをしていて、全国遠征が1ヶ月に1度ほどあり、ワゴンが必要になりました。プジョー205GTIを手放すのはすごく嫌だったんですけど、2台ももてないし。。。なぜかレガシーワゴンがほしくなってたんですけど、プジョー405ブレークも捨てがたい。。。見積を取ったところプジョー405ブレークが安かったのと、やっぱり車はプジョーだね！と思ってたのでダークグリーンの405ブレークを購入しました。乗ってみるとやっぱりプジョーにしてよかった！と思ってます。この車は最初の一年は2万キロ、メンテナンスもほとんど何もせず、乗りまくってましたのでトラブルは結構ありました。電気のリレー・エアコン・バッテリー・ミッションなどなど。。ただお金はそんなに掛かりませんでした。一番お金が掛かったのがフェンダーミラーの取替えです。今のデルタと同じKIGARU GARAGEの立体駐車場に止めていたのですがフェンダーミラーが完全に倒れず、駐車するのに横幅が2cmずれるとミラーがもげます。。6回も交換しました。横幅が170ｃｍ以内の車は立体駐車場に入れない設計になってます。プジョー405は横幅が172cmデルタは177ｃｍとデルタのほうが幅広なのですが、ミラーがたためますので大丈夫でした。ただ、１ｃｍずれるとフェンダーがあたると思います。

フランスでパチリ！

僕の色のプジョー405ブレークは街でも見る事もなく結構そういうのが好きでもありましたし、運転のしやすさは抜群でした。タクシーにぶつかりそうになったときにABSが効いてくれて事故にあうことも免れました。荷物もいっぱい入るしキャンプなどにも良く行くので本当に日常の足として乗り回し結局9年間も乗っていました。電気系統とクーラーが効かなくなったのと次の車検で10年選手になるということもあり。。乗換えを決心したのが3月でした。 今となっては車はただ日常の足と言う考えが自分の中にあったのかもしれません。もう外車はやめて国産車の中古にしようかな。と思ったこともありました。

　デルタがほしー！！！！！

特にほしい車はなく、プジョーサイトでいろいろ見たのですが今のモデルでほしいものはなく。。。
405を修理して次の車検を受けようかなと思ったことも何度かありました。
4月のとある日、六甲山に彼女とドライブに行きました。一台のジアラに出会いました。「おおー昔めちゃめちゃ好きやった車やネン！」と彼女に説明。。「見てなかったわ。。」^^;　なんかかなりグイッと車に対する昔の感覚がよみがえってきました。10分後くらいにまたもう一台のジアラが。。「あれやあれ！さっきの車！めちゃかっこええやろ」「ええやん。。あんたらしくないけどかっこええわ！」すでに、僕の頭の中はDELTA一色になってました！

まだまだ。。。つづく　（2003/07/02）

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